★夜,闻起来很香★

秋天的夜晚,躲在墙角盛开的白色小花……让夜,闻起来很香

2007年12月26日星期三

十三夜 上(四)

十三夜

樋口一葉

(四)

嫁入りてより七年の間、いまだに夜に入りて客に來しこともなく、土産もなしに一人歩行(あるき)して來るなど悉皆(しつかい)ためしのなき事なるに、思ひなしか衣類も例(いつも)ほど燦(きらびや)かならず、稀に逢ひたる嬉しさに左のみは心も付かざりしが、聟よりの言傳とて何一言の口上もなく、無理に笑顏は作りながら底に萎れし處のあるは何か子細のなくては叶はず、父親は机の上の置時計を眺めて、こりやモウ程なく十時になるが關は泊つて行つて宜いのかの、歸るならば最う歸らねば成るまいぞと氣を引いて見る親の顏、娘は今更のやうに見上げて御父樣私は御願ひがあつて出たので御座ります、何うぞ御聞遊ばしてと屹となつて疊に手を突く時、はじめて一トしづく幾層(いくそ)の憂きを洩らしそめぬ。

译:萧萧

(四)

自从阿关出嫁以来整整七年,从来没有一次这么晚到娘家来过。不带礼物,一个人走着来,这也是从来没有过的。阿关的父亲暗暗纳闷,这么一想,觉得闺女身上的衣裳好像也没有平日华丽。因为意外地见到了离别已久的闺女的脸,使他高兴得没有注意这些,但现在—想,她连一句女婿问候的话也没带来,虽然强装笑脸,神情却是无精打采的,这一定有原因了。爹瞧着桌上的钟,用试探的口气说:“已经快十点了,阿关能住在这儿吗?要是回去的话该是时候了!”

阿关像刚刚见面似地抬头凝视着爹的脸。“爹,我是有请求您的事才回来的。请听我说。”当她两手按在铺席上郑重地向爹开口的时候,第一滴眼泪夺眶而出,它泄露了女人的不幸遭遇。

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